エンコーダワールド

エンコーダワールドでは光学式、磁気式、電磁誘導式の測定方式、インクリメンタル、アブソリュート測定、多種出力形式、中精度から高精度まで、高耐久性、高保護等級のエンコーダを多種取り揃えてございます。 最適なエンコーダを選定してご使用下さい。

エンコーダ・アプリケーション

  • 高精度の工作機械
    高精度工作機械では精密な加工用位置決めに重点を置きます。高精度で正確なエンコーダが要求されます。切粉や切削水等の防水/防塵機能も要求されます。

  • ミーリング/ボーリング/
    ドリリング/CNC工作機械

    広範囲の回転エンコーダおよびリニアエンコーダを使用して、厳しい環境状況のもとで稼働します。正確な角度測定があり、高精度/高分解能のアングルエンコーダを必要とします。

  • 置き換え(置換え)
    主要なエンコーダ製作会社のブランド品を1対1で直接置き換えすることができるエンコーダ。

  • 改良 (レトロフィット)
    改造を手掛ける業界では個々のケースによって多くの異なった種類のエンコーダを使用し、そこでは通常シンプルで簡単に取付け可能なエンコーダが使われます。

  • ロータリーテーブル
    ロータリーテーブル産業では特に精度を頼みにします。それゆえに高精度のアングル/ロータリーエンコーダが主に使われ、多くの場合は多数のパルスを出力するものが使われます。

  • ツール回転機構
    この産業では、異なる種類の光学式と磁気式のエンコーダを必要とします。しかし、あまり正確な位置決め精度は通常必要とされないので、より高い精度のエンコーダは要求されません。

  • 旋盤と立旋盤
    (ターニングセンター)

    手動や自動化度の低い旋盤は、通常CNCなしで、主に刃物位置の表示にリニアエンコーダを必要とします。一般に2軸位置表示だけが使用されます。

  • 3Dプリンター
    この産業で使われているエンコーダの種類は広範囲にわたります。通常オープンタイプとモジュラー版のエンコーダはあまり使用しません。高精度のエンコーダは特にカラーの3Dプリンターで使われます。

  • 研究装置
    この産業では異なる多種類のエンコーダを必要とします。一般的にオープンタイプの物がクリーンルーム用として要求されます。光学式高精度型と磁気式高精度型が適しています。

  • 自動車
    自動車産業では通常高精度のエンコーダで取付けが容易で、許容温度範囲が広く、磁場に影響されにくく、保護等級(IP規格)の高いものが要求されます。

  • CNC切断機械
    この産業は、大部分は軸方向移動測定のためにリニアエンコーダを使用します。特殊なケースによっては保護等級(IP)が高く、衝撃に対して強いものが適用されます。

  • 座標測定機
    この産業では精度が最も重要であることが特徴です。ほとんどの場合高精度のリニアエンコーダが使われます。

  • クレーン
    クレーン産業で使われる回転エンコーダーは、湿気や塵の中の厳しい環境状況で稼働して、過酷な温度環境や機械的ストレスに耐えるものです。

  • エレクトロニクス/
    半導体液晶製造装置

    より高い精度のリニアエンコーダとロータリーエンコーダを必要とします。長距離を測るエンコーダは電子産業においてはあまり必要とされません。クリーンルーム内で使用する場合には、むしろカバー/ケーシング等は不要です。

  • エレベーター
    なめらかさと安全を確実にするために振動と衝撃に耐久性があるエンコーダが要求されます。高い精度は要求されず、より安全性に優れた光学式エンコーダが使われます。回転エンコーダのみでなく、アブソリュート方式の長距離リニアエンコーダも使用されます。

    • エルゴ LIMAX
    • プレシジカ AK58
  • 工場オートメーション(FA)
    FA向けでは多様な寸法の径や機械的特徴のあるエンコーダを使用します。
    この産業は高い精度を必要としないので、精密なエンコーダはめったに使われません。搬送装置、コンベヤー等には長距離のアブソリュートリニアエンコーダが使用されます。

  • 医療機器
    医療機器産業は、いろいろな種類のエンコーダが使われます。衛生的であることが必須条件で、高い保護等級(IP)と安全度の高いエンコーダが選ばれます。
    通常、磁気式エンコーダは推奨されません。

  • 鉱山機械
    鉱山用ドリルには、通常磁気式センサーヘッド付きのロータリーエンコーダが使われます。危険な環境下で稼働するので、高いIP保護同級のものが必要であると同時に稼働温度範囲が広いことが求められます。

  • 包装機械
    包装産業は、多くの異なるタイプのアブソリュートとインクリメンタルのエンコーダを必要とします。簡単に取り付けができ、広い温度範囲に耐え、高いIP保護等級を必要とします。それに、小さいサイズのものを必要とするケースがしばしばあります。

  • レーダー/望遠鏡
    レーダーと望遠鏡産業は衛星や星の追跡に高い精度を要求します。そこではアブソリュートもインクリメンタルも、一回転のものや複数回転のものが使われます。環境条件により高い保護水準が要求されます。

  • ロボティックス
    ロボティックス産業は、色々な特殊なケースがあり、多種類のエンコーダの需要があります。高い精度は通常必要とされませんが、より高い回転速度の磁気式と光学式のエンコーダが共に使用されます。磁気リング式は取付が容易で回転測定用に使用されます。

  • サーボ/リニアモータ
    モータは必要とされる分解能と精密さに従って、光学式アブソリュートまたはインクリメンタルエンコーダが使えると同時に磁気式エンコーダも使用することができます。モータ内部の軸に直接組み込むため磁気リング、ケーシングなしの光学式エンコーダを使用します。小さいサイズと高い回転速度のものが必要とされます。

  • ソーラーシステム
    ソーラーシステムには多様な自然環境条件に対応できる回転エンコーダが装備されています。この産業では磁気式または光学式の、もっと温度環境に強い、それほど高精度でないエンコーダが使われているのが多々見受けられます。

  • 風力発電システム
    風力発電システムには、厳しい環境状況で稼働できて衝撃と振動に耐え得る、低精度のロータリーエンコーダが使われます。磁気式回転エンコーダ(磁気リング等)が使われます。

  • 自動化された角度計
    自動化されたゴニオメータ産業では、ハウジングなしの光学式モジュラーロータリーエンコーダが使用されます。回転速度はあまり重要なことではありません。

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